今どきの婚活事情を知って自分にぴったりの婚活ペース・方法を見つけよう!
公開日:2022/11/28
現代の日本において、結婚が当たり前の存在ではなくなっており、さらに婚活事情も変化しています。とくに近年は新型コロナウイルスの影響を受けて、オンライン婚活や自分のペースで婚活を進めようという流れが強まっているのが特徴です。そこで本記事では、今どきの婚活事情や世代別の婚活事情について解説します。
ライフスタイルの多様化で独身の価値観も変化!
近年、晩婚化が進んでいる、結婚を望まない人が増えているといったことが度々ニュースなどで話題になっています。その理由のひとつにライフスタイルの多様化が挙げられるでしょう。
共働きが増えて女性の社会進出が進んだり、リモートワークで仕事をして田舎に移住したりするなど、さまざまな選択肢が増えています。仕事や趣味、ライフスタイルが多様化することで、結婚の優先順位が下がり、晩婚化や結婚を望まない人が増えている傾向にあるのです。
そして、年齢を重ねていざ結婚しようと思っても、結婚相手がいない、結婚を考えている相手もいないという状況になりがち。そのため、仕事や趣味などで忙しい方は、結婚を検討するなら積極的に行動する必要があるのです。
恋愛結婚の場合、出会ってからお付き合いを始めるまでに数か月、さらにお付き合いの期間を2~4年経て結婚にいたるケースが一般的です。一方、婚活パーティーや結婚相談所は結婚を前提としている方が集まるので、恋愛結婚よりもスピーディーに婚活を進められる可能性があります。
どちらのスタイルで婚活を進めるのか、ライフスタイルや価値観、何歳までに結婚したいのかなどを総合的に判断して決断するとよいでしょう。
コロナでオンラインお見合いが急増した
リクルートブライダル総研の調査によると、20代から40代の未婚者において、2017年の調査ではいずれは結婚したいと回答した人の割合が55.4%であったのに対し、2021年の調査では52.6%に減少しています。
このように、年々結婚意欲をもたない独身者が増えている一方で、結婚できないと考えている人も少なくありません。出会いがない、新型コロナウイルスの影響で出会いの場所が制限されたなどが主な要因として挙げられ、コロナ禍で対面でのコミュニケーションが制限されたこと影響が顕著に出ているのです。
そこで、出会いの場を求めて結婚相談所や婚活サービスを利用する方が増えています。リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2022」では2000年から2021年の約20年間で利用者は右肩上がりに増加し、2021年は各年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人が全体の34.1%と過去最高を記録しているのです。
中でもネット系婚活サービスやオンラインお見合いをする方の割合がとくに増えており、行動制限があったコロナ禍でも出会いを求めた結果だといえるでしょう。さらに、若者を中心に合理的な思考が広がっており、時間帯効果を意識する人が増えてきたことも要因として挙げられます。移動時間や在宅中の隙間時間などを使って、自分の条件に合う相手を探せるのは、現代の若者の価値観にフィットしているのです。
焦りは禁物!自分に合った方法・ペースで婚活を始めよう!
友人や会社の同僚が結婚すると、結婚意欲は高くなくても焦りを感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、婚活の実態は年齢によって大きく異なります。
20代の婚活事情
たとえば、20代は社会に出て間もないため、出勤するだけで精一杯になる方も少なくありません。そのため、結婚意識をもてない方が多く、20代のうちは恋人を求めるだけで、結婚のことはまだ考えていないという方が多い傾向にあります。
30代の婚活事情
30代になると真剣に結婚を考え出す人が多くなります。とくに女性は年齢を重ねるについて婚活を進めにくくなる傾向にあり、アラフォーと呼ばれる35歳を過ぎてからでは、一気に婚活がむずかしくなるのが現状です。ゆくゆくは結婚したいと考えている女性は、30代前半のうちに積極的に行動したり、若さを保つ工夫をしたりする必要があるでしょう。
30~40代の婚活事情
そして、結婚相談所に入会している方が多いのは、30~40代です。この年代の方は積極的に婚活をしていることがわかりますが、女性は年齢を重ねるにつれてプライドや理想が高くなる傾向にあります。しかし、自分よりも若い女性が大勢いるので、年齢の面ではどうしても不利になると理解しておく必要があるでしょう。
50代の婚活事情
50代の方も、婚活をしている人が大勢います。しかし、男女ともに年齢を気にする人が多く、尻込みしてしまう方も少なくありません。また、長年の生活が一変してしまう怖さを感じている人もいますが、老後を見据えてパートナー探しをする人が増えます。
ただし、50代という年齢を意識し、相手に求める条件に幅をもたせる必要があるでしょう。このように、年代によって婚活の進め方や実態が異なるので、焦らず自分のペースで理想の相手を見つけることが大切です。
まとめ
近年は晩婚化や結婚意欲をもたない方が増加傾向にありますが、一方で結婚願望をもつ方も大勢います。コロナ禍で対面でのコミュニケーションがむずかしくなった影響を受けて、最近ではオンラインお見合いが増えているのが婚活の実態です。
また、婚活事情は年代によって大きく異なるので、各年代の特徴を押さえておくとよいでしょう。婚活を始める年代によって、相手に求める条件や婚活の進め方が変わります。しかし、年齢や周囲の意見だけに流されず、焦らず自分のペースで進めることをおすすめします。